by sayakafi |
家のうらの所に、枝を2本に袋をかぶせた、こんなサインが。 「危険!木の伐採現場」と書いてあります。 私の住んでいるTapiolaは、 Garden cityというコンセプトのもとに 50〜60年代に開発されたエリアで、 フィンランドの中でも特に森が残してあるのが特徴です。 うちのまわりも沢山の木々に囲まれていて 3階の我が家の窓から見る景色は、まるで森の中に住んでいる様。 それでいて、ヘルシンキの中心からバスで15分弱という なかなか便利なエリアです。 ちなみに名前のTapiolaは、Tapioという森の神様の名前にlaがついたもので 「森の神様のいる所」という意味になります。 -laの形は他にもあります。 Kahvi(コーヒー)+laで、Kahvila(カフェ)とかね。 Tapioは、フィンランドではポピュラーな男の人の名前でもあります。 Tapiolaという銀行もありますが、これはここが発祥の地なのかしら? 少し脱線してしまいました。 この時期に外で仕事というと 私は考えただけでもさむいのですが、 木を切る場合は、成長が止まる冬が最適といわれています。 でも、ここでは理由はそれだけではありません。 地面は岩盤か沼というフィンランドの場合、 地面が凍る冬は、森に重機が入るのに最も適した季節なのです。 という事で、ー15度の澄んだ空気の中、 チェーンソーの音が時折響く今日この頃なのですが どこからかパカパカいう音も。。。 なんと!切った木材を運ぶのは馬でした! そばにいたフィンランド人のおばあさんも凝視していたので こちらでもきっと珍しい事なのでしょう。 白銀の世界で、荷台に木材をつんで運ぶ2頭の馬たち。 なんだかおとぎ話みたいで可愛らしい。 当の馬たちはきょろきょろしたり すれ違い様にベビーカーを嗅いだりと リラックスしたムードでお仕事していました。 馬をつかうのは何故なのか。それは分かりません。 でもきっと「かわいいから」じゃないだろうな。。。
by sayakafi
| 2010-01-26 03:06
| life
| ||||||
ファン申請 |
||