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13年暮らしたFinlandを後にして、Seattleへ。 Copyright 2007- Sayakafi. All rights reserved
by sayakafi
Vaara!
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家のうらの所に、枝を2本に袋をかぶせた、こんなサインが。



「危険!木の伐採現場」と書いてあります。

私の住んでいるTapiolaは、
Garden cityというコンセプトのもとに
50〜60年代に開発されたエリアで、
フィンランドの中でも特に森が残してあるのが特徴です。
うちのまわりも沢山の木々に囲まれていて
3階の我が家の窓から見る景色は、まるで森の中に住んでいる様。
それでいて、ヘルシンキの中心からバスで15分弱という
なかなか便利なエリアです。

ちなみに名前のTapiolaは、Tapioという森の神様の名前にlaがついたもので
「森の神様のいる所」という意味になります。
-laの形は他にもあります。
Kahvi(コーヒー)+laで、Kahvila(カフェ)とかね。

Tapioは、フィンランドではポピュラーな男の人の名前でもあります。
Tapiolaという銀行もありますが、これはここが発祥の地なのかしら?

少し脱線してしまいました。
この時期に外で仕事というと
私は考えただけでもさむいのですが、
木を切る場合は、成長が止まる冬が最適といわれています。
でも、ここでは理由はそれだけではありません。
地面は岩盤か沼というフィンランドの場合、
地面が凍る冬は、森に重機が入るのに最も適した季節なのです。

という事で、ー15度の澄んだ空気の中、
チェーンソーの音が時折響く今日この頃なのですが
どこからかパカパカいう音も。。。

Hevonen - Share on Ovi

なんと!切った木材を運ぶのは馬でした!
そばにいたフィンランド人のおばあさんも凝視していたので
こちらでもきっと珍しい事なのでしょう。

白銀の世界で、荷台に木材をつんで運ぶ2頭の馬たち。
なんだかおとぎ話みたいで可愛らしい。
当の馬たちはきょろきょろしたり
すれ違い様にベビーカーを嗅いだりと
リラックスしたムードでお仕事していました。

馬をつかうのは何故なのか。それは分かりません。
でもきっと「かわいいから」じゃないだろうな。。。
by sayakafi | 2010-01-26 03:06 | life
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